義理父の場合・2・

介護認定ということで、認定員の方とケアマネさんが、義理父と面会を済ませたというところに私が合流しました。

小姑様が、「おじいさんのところに行って、あなたのことがわかるか聞いてきて。」

というので、おじいさんの病室に向かいます。

今の時期、面会は家族だけそれも1人と決まっています。

 

「おとうさん?どう?」

私の問いかけに義理父は、

「ああ、、れんれんさんか。」

ちゃんと名前で呼んでくれました。せん妄はすっかり解けているようです。

「わかった?そうだよ。見える?」

目が不自由になっているので、ぼんやりとしか認識ができていないと思いそう尋ねると。

「声でわかるさ。」

はい、ふだんのおじいさんですね。 

ボケているとかそういったことはありません。

ただ、体が動かないことに対するいら立ちが大きいようで、弱音を吐いたり、鬱った発言が多くなったりしているようで、それは心配ではあります。

数年前、心療内科にかかりました。

その時は、座り込んで泣いたり、壁に向かってこぶしを上げたり、少し、困った症状が出ているところに、いつもの内科で、

「鬱だわ。」

と言われたせいで、余計に症状がひどくなるということがあったのです。

そこの内科にはもう行っていません。

専門でもないのに簡単に鬱とか言わないでほしいですよね。お医者さんを紹介してくれるとか、ほかに方法もあるだろうに。

医者に鬱と言われたのが原因で鬱になる。それってあるあるだと思うんですけどどうでしょうか?

で、です。

介護認定の話ですが。皆さんに、「私のことはちゃんと名前で呼んでくれましたよ。」

と言いましたら、「痴呆はないようですからね。」と。それを確認したかったのかな?

 

介護認定調査の方が帰られて、ケアマネさん、小姑様、そして私。

そこに現れた2人。ケアハウスの方でした。

そういえば小姑様が、いいケアハウスがあるからと言っていました。

義理母も入院することだし、

「その間だけでも入れればいいんじゃないの?」

私はハンコ要因でした。

 

もう少し続きます。