思い出して来てみた
最後の記事が、2021・11ということで、一年以上たっていました。
そのころ、義理母の病気で家じゅうがバタバタとしていましたっけ。
その義理母も昨年の春に亡くなりました。
お医者様というのは本当に本当のことを言うんだなと思いました。
ちょうど、ここの最後の記事のタイトルが「そういう病気」ということで書いていましたが、
余命宣告を受けていました。このまま抗がん剤が効かなければ半年です。と。
まさにそのとうりになったわけです。
義理母は今思えば本当に毅然とした人でした。
弱音を吐くことも少なかったですし、いつも大丈夫だから、つらくないよ、と言っていました。93歳までは生きるんだからと、93歳がどこから来た年齢なのか私にはわかりませんでしたけれどもいつもそういっていました。
最近よく見聞しませんか?
お金持ちになりたかったら、見栄や外聞を捨てることが大事。と。
義理母は、なくなる寸前まで、見栄や外聞を一番大事にしていたんじゃないのかなと思うんです。
「私は、いつも、おばけって言われててね、うふふふ。」
若いお友達が多かった義理母。
その取り巻きの方たちが皆さん持ち上げてくれていたようです。
「いつもきれいな○○さん、おばけみたい。」
それが生きがい、生きる糧になっていたんでしょう。
病気で体がつらいのに、美容院で髪を染め、一年分は有にある大きなボトルのシャンプーを買ってくる。出かけるところは病院くらいしかないのに、行きつけの洋服屋さんで下着からバッグまで買う。なんだか知らないけど高級な化粧品をお友達に注文する。
余命半年でも普段と変わらず。
お金があるからできることでしょうけれどもね。
病気で亡くなってしまったけれど、今振り返って思うに、潔い美しい死に際だったと。
ちょっと思い出してここに来てみました。書き方忘れていますが思い出しながら、また、すこしづつおぼえがきを書いていこうかなと思います。