義理母の場合・3・
《介護というカテゴリーはあわない内容だなという事でカテゴリー名を変更しました。》
義理母はこの時点で要支援2でしたので、自分の事は自分でできますし、義理父のことも、家事も、すべて自分でこなし、要介護2の今だって車の運転もしています。
なので、これを介護という風に言うと、大げさかもしれないし、もっと大変な方々もいらっしゃるわけで、怒られるかもです。そして、私自身、介護らしい介護もしておりません、ごめんなさい。
で、ディサービスの話ですが。
義理父は「本当はディなんて行きたくないんだよ。でも、ばあさんについて行くしか仕方ないだろう?」と。
男の人は年を取ると、こうなってしまうパターンがあるようで。バリバリに働いていた人だったし、田んぼや、畑仕事もガッツリやっていたのに、病気を患ったきっかけもあったのだろうけれど、何もやらなくなってしまって、テレビを見ているか、寝ているかぐらいで、毎日が過ぎていく日々。ゴルフも旅行も、ご友人が一人、二人と減っていったこともあって、興味をなくしていったようです。
逆に義理母は家事にガーデニングに、家の事もたくさんこなし、お友達もたくさんで、外にどんどん目が向いて行く。
色々と考えさせられることもありますよね。
夫婦、仲が良くても、いつまでも一緒に行動できるわけではありません。家、というものを中心に考えるとなるとそれ相当の努力と犠牲が必要なんだなあと。
義理父は、きっとそのころ、やっと老後の夫婦の過ごし方について考え始めたんじゃないかな。
私は思うんです。
もちろん家、家族、は大事なコミュニティです。でも、この世を去るときは一人です。
元気な時こそ、そのことについて考え始めるべきなんじゃないのかなと。
話がずれました。
義理母はディサービスで友人たちと楽しい時を過ごし、義理父は、誰とも話をすることもなく、体操などにも参加しないときもあったそうです。
行きたくなんかない…
「一緒に行かなきゃしょうがないだろう?」
そういいながらも、行動を共にする。
「一人で放置しておけないでしょう?」
そう言われてしまえば何も返す言葉も無く。
私は立場的にも口出ししないようにしているので、もっぱら義理母の愚痴を聞くだけでした。