放置された畑
早いですね。梅雨入り間近というこの感じですが。
せっかくの春が短くて悲しいです。
春というか、植物の成長期が短くて、雨模様。
でも、植物にとっては恵みの雨とも言いますから、ありがたいことなんだろうけど。
私は野菜などは作っていないので。
育てているのは少しの多肉植物と、小さなお花ですから。
畑があるんですが。結構広い畑です。
もっと便利な地区だったり、町だったりしたら、家が3件くらいたつかな…。
現在、車庫2つ、いわゆる農機具小屋も(車も農機具も入ってませんが。)あって、その倍ぐらいの畑。この土地、住所で言うと隣の地区になっちゃうんですよね。それに、わが町というか、持っている田畑はなんだか制約があるということで、売っても家を建てられない(いや、まず売れないような場所だから)アパートとか借家も立てられない、長男しか家は建てられないなど、今のままにしておかなくてはどうしようもない場所らしく、田は営農組合に委託をしてる状態。畑は雑草除けのビニールシートが貼ってある状態なんですよね。
以前畑に花を植えようと思ったんです。その頃は義理母がまだ動けるときだったんですけど、少し野菜を作っていましたから、花を植えたいといったんですね。
そうしたら、「いいよ」
と言われたので、苗を買ってきたんです。
義理母は
「ここの畝に植えて。それはこっち。」
と場所を作ってくれていたんです。両脇に母が植えた花があって、一緒に水やりもしてあげるからね。と言ってくれました。
あの頃はまだ元気だった義理母は毎日畑に行っていました。
そしてある日。
「renrenさんが植えた花、どっかに飛んでったみたいだよ。もうない。それから、球根は芽がでてこないねぇ。あははは。」
突然言われたんです。毎日畑に行ってるんだから急に無くならないよね?
まあ、ほとんど畑に行けない私が何にも言えないわけで、任せていたわけですから。
実際見に行ってみると、私の植えていた畝は、義理母の植えた花の影になってしまったのか、見あたらない。雑草?のようなものが少し出ていて見ていたら。
「ああ、それは雑草だから。ね?ないでしょ?枯れたね。」
「・・・そっか。・・・仕方ないね。」
任せていたので本当に仕方がないです。管理できないなら植えるなということですね。
そして、その後しばらくして。
「renrenさんが植えたやつかな?出てきてるけど、なんか小さい草みたいなやつ。」
今更?
「そう?あとで見てくるね。」
見に行ってみたら、細い茎、細い葉っぱ。花芽はない。たぶん雑草でしょうね。
気にしてみててくれたんでしょうけど、もういいです。
それ以来畑に何かを作る気はなくなりました。
この冬ごろ、夫が
「今年は野菜でも植えるか?」
と義理母に行ったら、体は動かないけど、見に行くことはできるので、
「ここにあれ、そこにそれ、あそこはあれの場所だから、そこはビニールシート貼っとけばいい。あ、レモンは取ったらだめ。友達が見に来るから・・・・・・それから・・・・・・。」
夫が畑をやろうかといったのがうれしかったんでしょう、けど。
「あんなに細かく指示されたらやる気なくすわ。苗買うのもお金がかかるし。店で買った方が安いんじゃない?無駄にならないし。」
うなづく私。
いつか畑は、お花畑にしたいな。
あ、でも花の苗買うのにお金かかるしなあ。やっぱ無理かな。笑